世界リクワイアとそこに住む人々

【リクワイアの世界の定義】
この世界は17の星々、天界、6つの種族(人間・妖精・動物・植物・機械・天使)、そして自然の力を現す『属性』(火・冷(氷)・雷・水・風・土・聖(光)・闇・無)の力が均衡を保つことで平和で安穏な状態を築く世界である。 自然の力――属性の力をより高度に操る『魔法』、そしてこの世界の生命体全ての心臓部と呼ばれるもの―――それを司る物質は『レーベン』と呼ばれ、属性の力の均衡と生きとし生ける生命体全てに関係するものとしてこの世界に溢れている。このレーベンへの適応力などから魔法を扱うことが可能になったり、生命力の強さなどに比例していくと考えられている。

・キャルド星
 無属性を司り、奇跡が起こる星と呼ばれている。5つの大陸に分かれており、『聖なる大陸』『わき水の大陸』。『大地の大陸』『砂漠の大陸』『未知の大陸』からなっている。

・アノム星
 風を司り、中央に円状の島と4つの大陸からなる。星へ降り立つ際には王国へ入星許可を得る必要がある。王国直属の組織『スターセイバーズ』が星を守る名義で存在している。別で『自然保護隊』が存在し、『自然界』と呼ばれる場所を守っている。

・ウンバ星
 冷(氷)属性を司る星。世界を旅する者は必ず訪れ、一番活気がある場所では夕陽に照らされる商店街のよう。そこから少し外れに行くとウンバ星に住む者たちの住居区がある。 

・パーラメント星
 無属性を司る星。環境は地球と瓜二つであり、そこに非日常を研究し続ける研究者が混じっている程度という違いぐらいしかない。 

・デリュー星
 雷属性を司る星。人間は存在せず、機械種族と妖精と人間のハーフ種族が住んでいる。全体的にリクワイアの中で最も電子化や機械の知識や技術が進んでおり、自然と呼べるものはほとんど残っていない。

・タマクレス星
 水属性を司る星。大陸と呼べるものがなく、全て円状の島々になっている。島々に妖精が住んでいるが、かつて『永遠の暗黒神』の襲撃を受け死の星にされてしまった過去がある。

・ヒウラ星
 火属性を司る星。リクワイアで唯一火山が存在する。植物は屈強で生命力が高いと言われる。リクワイアにおける万能薬が生えているのもこの星だけである。噴火は一定周期で起こっているが、それを大事なく終わらせる役目を担う妖精がおり、その妖精のおかげで住人たちは安心して住んでいる。

・クレス星
 風属性を司る星。巨大な大陸1つしか存在せず、その中心には巨大な城が建っている。特殊な言語を扱う『スータブル族』と、その巨大な城で優雅に過ごす貴族『クレス族』の人間が住んでいる。

・ヒカラ星
 雷と聖属性を司る星。巨大な神殿が存在し、そこでは巫女の役目を果たす少女が日々祈りを捧げている。神殿のある大陸と住居区となっている大陸がある。

・ヤマイカ星
 水と風属性を司る星。自然が溢れる星であり、妖精たちが密かに住んでいる。リクワイアの中では一番海が綺麗な星と言われ、海水浴をしに来る旅人や観光客も多い。基本的に星の7割強は森で埋め尽くされている。

・ユーパイヤ星
 冷(氷)属性を司る星。『永遠の暗黒神』による襲撃で完全に氷河期のような星にされてしまった。現在ここには『ユーパイ族』というモフモフした毛並みが特徴の種族が僅かしか住んでおらず、大半が氷河、氷原で埋め尽くされている。

・ワークレス星
 火属性を司る星。名前の通り働くこと=遊ぶことになっている星。ウンバ星に負けず劣らず活気のある星であり、何かトラブルがあっても持前の明るさでなんとかしてしまうほどあっけらかんとした妖精や人間が多く住んでいる。

・ワルク星
 闇属性を司る星。星が誕生して間もなく『永遠の暗黒神』の本拠地として支配されてしまった。光の差さない夜の星であり、住人たちも互いに無関心無干渉な人々が大半を占める。4つの大陸があり、住居区、魔物たちが巣食う平原、魔界と呼ばれる地域、そして中心に『永遠の暗黒神』が本拠地としている大陸が存在する。

・ノアム星
 土属性を司る星。日本昭和初期頃のような建物が立ち並ぶ和風な星。アノム星と大陸構成がやや似ており、ノアム王国という王国が星全体を統括している。四季が存在し、大陸の1つは王国と城下町がある。

・スタームーン星
 聖属性を司る星。生まれた時から天使の羽を持つ『ミルキル族』と、成長していくにつれて羽が生えていく『ムーンシルバー族』が存在している。『永遠の暗黒神』により滅ぼされかけた過去があるが、12代目ディエティによって救われた。 

・ニャンニャン星
 土属性を司る星。猫耳と尻尾の生えた人間と動物のハーフが住んでいる。ニャムリン王国という王国があり、以来ミルナール王家が星を統括している。大陸自体はそれほど大きくなく、城下町を出ると平原が広がっていて魔物が息をひそめている。 

・オーバーホール
 闇と無属性を司る星。ワルク星同様光の差さない夜の星。大地は荒れ果て人は住める環境ではない。代わりに闘技場がいくつもあり、オーバーホールの住人による決闘実況はリクワイアで唯一の見世物となっている。

【天国と天界】
 聖属性を司る地であり、リクワイアのどこかに存在している。天国は星での生命活動を終えた生命が無に還るまでの余生を過ごす場所であると共に、妖精と天使がそこに元から生まれ生活している場所であるとされている。天界は天国の上にあると言われ、そこにリクワイアの真実を知る者たちだけがいるとされる。雲の上に白い家が立ち並ぶような光景があり、1つだけ高く塔がある。天界は薄い雲が地面となっており、宇宙を見通せる場所となっている。

無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう